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ティーライフ(3172)の銘柄分析[2016年5月28日時点]

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    久しぶりの投稿となってしまいました。
    ようやく生活が落ち着いてきたというのもあり、銘柄分析記事の投稿はたまにしていきたいと思っています。

    今回はティーライフ(3172)の銘柄分析記事を書きます。
     
    市場 東証2部
    時価総額 44億円
    株価 1117円
    PER 12.9
    PBR 1.26
    配当利回り 2.51%
    株主持分比率 70.6%
    ROE 10.2%
    売上高成長率 8%

    PERは12.9とそこそこ割安、PBR1.26、株主持ち分比率70.6%と、財務的にはしっかりしています。


     
    ティーライフ(3172)売上&最終利益推移

    売上は右肩上がりで伸びていますが、利益は2013年をピークに、2014年、2015年と減っています。
    この原因を調べるために、会社説明会資料や決算短信などを読んでいくと、円安が原因で原価率が上がっているという説明が出てきます。

    ということで、決算短信から、原価率と、ついでに広告宣伝比率をピックアップしてグラフにしました。


    円安になるにしたがって原価率が上がっていることが確認できます。
    原価率の上昇をどこでカバーしているかというと、広告宣伝費を減らしてカバーしているようですね。
    それでもカバーしきれず、2014年、2015年の減益につながっているようです。

    もし今の円高傾向が今後も続くようなら、原価率が低減するということもあるかもしれません。

    また、新卒採用ページの会社説明会資料に「この先の海外展開(越境EC)に向け、テスト販売を開始」という記載があったりします。
    なんか最近越境ECって流行ってますけど、これ儲かるんでしょうかね。
    | たくどん | 14:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
    アルファポリス(9467)の銘柄分析[2015年7月4日時点]

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      ポートフォリオ4位になったアルファポリス(9467)の銘柄分析記事を書きます。
       
      市場 マザーズ
      時価総額 138億円
      株価 2848円
      PER 27.0
      PBR 4.3
      配当利回り 0.0%
      株主持分比率 71%
      ROE 15.7%
      売上高成長率 20%

      PERは27.0と結構高いですが、成長力の高さが魅力です。
      あと財務的にもほぼ無借金経営で、その点でも安心できます。

       
      アルファポリス(9467)売上&最終利益推移

      売上および経常利益の伸びについてですが、グラフでは2013〜2015までは実績値、2016〜2018までは中期事業計画に基づいた計画値を入れてみました。

      いやいや2018年はちょっとおかしいだろと(笑)。

      この2018年の利益計画が達成できるのなら、現時点の株価で換算するとPERも一桁になるのでまだまだ割安だといえると思いますが、はたしてこの数字は本当に信用できるのでしょうか。

      アルファポリスはゲーム事業への参入を発表しており、この分の売上として
      2016年3月期:0.4億円
      2017年度3月期:3億円
      2018年度3月期:20億円
      を見込んでいます。
      (利益目標はちょっとわからないですが、書籍事業よりは低い利益率を見込んでいるかと思っています。)

      「アルファポリスのヒット作の多くはゲームを舞台に描かれることが多く、ゲーム化との親和性は高い」と会社は言ってはいますが、とりあえずこのゲーム事業が失敗して2017年度には撤退すると想定して上のグラフを作り直してみます。
      (ゲーム事業の撤退は特別損失で計上するとして、経常利益にはその影響を入れていません。)

       
      アルファポリス(9467)売上&最終利益推移

      この場合でも結構強気な計画であることには変わりがなく、この計画が達成できるなら現時点の株価でPER13ぐらいとなります。

      さてここでアルファポリスの直近の状況について調べてみます。

      アルファポリスは「ゲート」というライトノベルが看板商品で、現時点では「ゲート」関連商品の売上がアルファポリスの業績を左右すると思っています。

      「ゲート」は最近アニメ化され、初回放送日が2015年7月3日でした。
      アニメの公式サイトもあるのですが、使っているサーバーがしょぼいのか人気が高いのか、サーバーダウンしてて7月4日時点でつながらなくなってしまっています。
      人気が高いのであればよいのですが、サーバーがしょぼいのであれば、経済産業省及び東京証券取引所による「攻めのIT経営銘柄」の情報通信業部門に選定されたアルファポリスが関わっているのに非常に情けない感じを受けますね・・。

      ともかく、当面のアルファポリスの業績はこのアニメにかかっていると言えるかと思っていますので、アニメ「ゲート」の人気動向は注意深く見守っていきたいと思っています。
       
      | たくどん | 11:37 | - | trackbacks(0) |
      レントラックス(6045)の銘柄分析[2015年6月27日時点]

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        ポートフォリオ1位になったレントラックス(6045)の銘柄分析記事を書きます。
         
        市場 マザーズ
        時価総額 72億円
        株価 2897円
        PER 29.9
        PBR 20.2
        配当利回り 0.0%
        株主持分比率 29%
        ROE 67.6
        売上高成長率 50%

        ROE67.6というのは初めて見たかもしれないです。
        PERは29.9と高めですが、それでも毎年すごい勢いで成長しているので、その成長性を加味すればまだ割安なんじゃないかと思っています。
        4月月次5月月次が発表されていますが、それぞれ前年同月比188.2%、193.0%と絶好調で、上期売上予想の前年比167.7%を大幅に上回っていることから、ここからの上方修正もあるかもしれません。

         
        レントラックス(6045)売上&最終利益推移

        売上および利益の伸びも非常にきれいで素晴らしいです。
        今期もし上方修正するなら、指数関数的伸びになりますね。

        レントラックスはファンコミュニケーションズと似たホームページ上での広告事業を展開する会社(アフィリエイトサービス提供会社)です。

        アフィリエイトについて説明するために、最近髪の毛が薄くなってきたことを悩んでる架空の若旦那(一般名詞:以下Wさんと記載)に登場してもらいましょう。

        Wさんは髪の毛のことについて調べるために、googleで「ハゲ」と検索します。

        検索結果はこちら

        「広告」というオレンジ色のタグがついているものはgoogleが提供する広告(アドワーズ)なのでこれはとりあえず無視して、それ以外で検索結果の一番上に出てくるのは「ハゲ大学」というサイトです。

        このサイトを見ていると、思わず育毛剤を買いたくなってきます。

        で、育毛剤を売っているサイトにリンクが張られているんですが、このリンクを注意深く見てみると「px.a8.net」というアドレスがついていることがわかります。
        このアドレスがつけられているリンクは、ファンコミュニケーションズが提供するアフィリエイトサービスを利用しており、Wさんが育毛剤販売サイトから育毛剤を購入すると、育毛剤販売サイトの会社がファンコミュニケーションズに広告料を支払う仕組みになっています。

        育毛剤を買ったと思ったらいつのまにかファンコミュニケーションズにお金を払っていたんですね。

        レントラックスもこれと同じ仕組みで商売をしているのですが、ファンコミュニケーションズとは決定的に異なる点があります。
        大雑把に言うと、ファンコミュニケーションズが広告主の方を向いているのに対して、レントラックスは「ハゲ大学」のようなサイトを作っているアフィリエイターの方を向いているという点です。

        その異なる点について表にまとめてみました。
         
        レントラックス ファンコミュニケーションズ
        広告主 対象を厳選(アフィリエイト会員が儲かりやすいテーマのみに絞っている) 幅広く集める
        会員への報酬 一律(最初から高単価) 会員によって異なる
        アフィリエイト会員へのアプローチ こんなテーマ・商材を扱ってこんなサイトの作りにすると儲かりますよという提案をする 広告主の広告の位置を目立つ位置に置けば報酬単価を上げますよという営業活動をする
        アフィリエイト会員 会員になるには既存会員やアフィリエイト塾からの紹介が必要 誰でも会員になれる
        また会員を増やすために広告宣伝費もかけている

        つまり、ファンコミュニケーションズのモデルは、ひたすら広告主とアフィリエイト会員を集めて、報酬単価を上げるというエサで、会員の作るホームページの目立つ位置に広告を貼ってもらうためにひたすら営業活動をするというものになります。

        それに対してレントラックスは、会員が儲かりやすい広告主を集めてきてそれを会員に紹介するという形で、アフィリエイト会員の方を向いたビジネスモデルです。
        (報酬単価も最初から高いので、アフィリエイト会員も最初から目立つ位置に広告を貼る)
        (ただ、会社側としてそんなにたくさんのアフィリエイト会員をケアできないので、会員募集はクローズドになる)

        同じことをやっているようでも、やっている方向が180度ことなるので、ファンコミュニケーションズがレントラックスのやっているようなことをやろうとしてもなかなかできないかと思います。

        アフィリエイト会員の人脈がこのビジネスモデルのキモで、レントラックスではこの人脈を広げるために、有力な新規会員の人に対して社長自ら面接をしたり、有力会員の方の誕生日にサプライズパーティーをしたりもしているようです。
        このあたりの姿勢は会社ホームページのトップメッセージからもにじみ出ているように思えます。


        ただこのモデルにも欠点があって、アフィリエイト会員への報酬が高いことから原価率が高くなってしまいます。
        このことに対してレントラックスは、徹底的なまでのコスト削減で、販管費を極限まで絞り込むことで対処しています。

        バランスシートを見るとわかりますが、有形固定資産が52万円しかありません。
        どんだけボロボロなところで仕事してるんだと・・。

        またおそらく広告主への交渉力が弱いことから、広告主からの支払い期間が長くなり、結果として売掛金が巨大です。
        レントラックスのようなビジネスモデルではこのこともあって、アフィリエイト会員への支払も遅れがちです。
        金がなかなか振り込まれないのでは、ほんとに金が振り込まれるのか不安になったアフィリエイト会員の方が他のサービスに移ってしまったりしがちです。
        今回のIPOによって得た資金は、その大部分がアフィリエイト会員への支払い早期化に使われる予定で、この懸念点はかなり払しょくされるのではないでしょうか。


        また、アップル社がホームページの広告をブロックする仕組みをブラウザに入れたというニュースが出て、インターネット広告の会社の株価が軟調になったりもしましたが、この流れはレントラックスにとってはプラスに働くと考えています。

        例えばニュースサイトを見ている時に、ハゲの画像と共に「生えるまでお付き合いいたします。」なんていうテキストが書いてある広告が表示されてもイラッとくるだけです。
        これはgoogle社の「アドセンス」等のサービスなのですが、こういうサービスにとっては厳しい展開が予想されます。

        それに対して、自分で「ハゲ」と検索して育毛剤が出てくることで儲けるレントラックスのようなビジネスモデルは影響を受けないどころか、「アドセンス」の影響力が弱くなれば相対的にこちらのビジネスモデルの方が有力になるんじゃないかと思っています。

        他にもいろいろと書きたいことがあるのですが、長くなってしまうのでいったんこのへんで終わりにしたいと思います。

        【6月28日補足】
        「レントラックスのようなビジネスモデルではこのこともあって、アフィリエイト会員への支払も遅れがちです。」
        という記載をしましたが、これはレントラックスの支払いが遅れがちという意味ではなく、レントラックスと同じクローズド型のビジネスモデルではこういう事も起こりうるという例です。
        誤解を招く表現をしてしまい申し訳ございません。
        | たくどん | 15:37 | - | trackbacks(0) |
        エンカレッジ・テクノロジ(3682)の銘柄分析[2015年5月16日時点]

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          2015年5月8日に平成27年3月期決算発表があったエンカレッジ・テクノロジ(3682)の銘柄分析記事を書きます。
           
          市場 マザーズ
          時価総額 71億円
          株価 2175円
          PER 22.9
          PBR 3.7
          配当利回り 0.9%
          株主持分比率 83%
          ROE 17.0
          売上高成長率 15%

          毎年成長してはいますが、PERは22.9と若干割高といったところでしょうか。
          後述しますが、今の株価で買えるかどうかはマイナンバー関連の売上次第だと思います。

           
          エンカレッジ・テクノロジ(3682)売上&最終利益推移

          毎年売上も利益も着実に伸ばしてきています。


          この会社の注目点は、マイナンバー関連のセキュリティ対策製品「ESS AdminGate VA」を発表しているところです。

          マイナンバー制度は2016年1月から運用が開始され、それに先立つ2015年10月には国民全員に12桁の番号(マイナンバー)が通知されます。

          このマイナンバーが流出してしまっては大変なため、すべての会社はこの番号を流出させないための対策を打つことを義務付けられています。
          (流出すると経営者には最も重い場合で「4年以下の懲役または200万円以下の罰金」などが科されます。)

          流出させないための取り組みとして、国から「特定個人情報(マイナンバー含む個人情報)の適正な取扱いに関するガイドライン」が出されており、すべての会社は基本的にはこれに従った対策を打つ必要があります。

          以下、一部を抜粋します。

          ----------
          事業者は、特定個人情報等の適正な取扱いのために、次に掲げる組織的安全管理措置を講じなければならない。

          b 取扱規程等に基づく運用
          取扱規程等に基づく運用状況を確認するため、システムログ又は利用実績を記録する。

          ≪手法の例示≫
          * 記録する項目としては、次に掲げるものが挙げられる。
          ・ 特定個人情報ファイルの利用・出力状況の記録
          ・ 書類・媒体等の持出しの記録
          ・ 特定個人情報ファイルの削除・廃棄記録
          ・ 削除・廃棄を委託した場合、これを証明する記録等
          ・ 特定個人情報ファイルを情報システムで取り扱う場合、事務取扱担当者
          の情報システムの利用状況(ログイン実績、アクセスログ等)の記録
          ----------

          これらの対策をすべて実行するのは結構大変ですが、「ESS AdminGate VA」では、すべての操作を動画形式で録画することでかなりの範囲の対策を実現しています。

          このようにすべての操作を動画形式で録画して証跡を取る「システム証跡監査ツール」はエンカレッジ・テクノロジ以外も提供しているのですが、エンカレッジ・テクノロジはこの分野における出荷金額で全体の65.9%(2013年実績)を占めるなど、圧倒的市場支配力を見せています。


          また、マイナンバーの取り扱いそのものを外部委託したり、マイナンバーをクラウドサービス提供会社に預ける会社も多いかと思いますが、これらの委託を行う場合についてもガイドラインには以下のような規定があります。

          ----------
          委託先の監督(番号法第11条、個人情報保護法第22条)
          A 委託先における安全管理措置
          個人番号関係事務又は個人番号利用事務の全部又は一部の委託をする者
          (以下「委託者」という。)は、委託した個人番号関係事務又は個人番号
          利用事務で取り扱う特定個人情報の安全管理措置が適切に講じられるよう
          「委託を受けた者」に対する必要かつ適切な監督を行わなければならない。
          このため、委託者は、「委託を受けた者」において、番号法に基づき委
          託者自らが果たすべき安全管理措置と同等の措置が講じられるよう
          必要かつ適切な監督を行わなければならない。
          「必要かつ適切な監督」には、^兮先の適切な選定、委託先に
          安全管理措置を遵守させるために必要な契約の締結、0兮先における
          特定個人情報の取扱状況の把握が含まれる。
          ----------

          要約すると、委託先がどうマイナンバー流出防止のための対策をしているかチェックしないとならないということです。

          エンカレッジ・テクノロジはこれに対応可能な製品も出していて、こちらこちらでリリースを出しています。
          簡単に説明すると、委託先のシステム運用を委託元が監視できる仕組みです。


          中長期的にはこのクラウドサービス事業で全社売上高の30%を目指すとありますが、今期会社予想では5000万円程度しか見込んでいません。
          そのため、成長にはある程度時間がかかる可能性もあります。
          ただ、市場規模としては膨大なため、うまくいくならかなりの成長が見込めます。

          儲かるかどうかは別として、ロマンを感じる銘柄です。
          | たくどん | 22:07 | - | trackbacks(0) |
          インフォコム(4348)の銘柄分析[2015年5月9日時点]

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            2015年4月28日に平成27年3月期決算発表があったインフォコム(4348)の銘柄分析記事を書きます。
            2014年11月19日時点の分析記事はこちらです。
             
            市場 ジャスダック
            時価総額 317億円
            株価 1102円
            PER 11.6
            PBR 1.5
            配当利回り 1.8%
            株主持分比率 73%
            ROE 12.4
            売上高成長率 7%

            もう少し売上成長が欲しいところですが、PERも11.6と、高くはない水準です。

             
            インフォコム(4348)売上&最終利益推移

            2015年3月期の売上と利益の伸びは正直物足りない感じでしたが、2016年3月期は中期経営計画に沿った形で結構強気の業績予想を出してきました。

            次に事業セグメントごとの四半期業績の推移を見てきます。
            インフォコムはヘルスケア事業とERP事業、電子書籍事業、ゲーム事業などがあり、ヘルスケア事業とERP事業がITサービスセグメント、電子書籍事業、ゲーム事業がネットビジネスセグメントになっています。
            (前回記事でゲーム事業は早く撤退した方がいいのではないかと書きましたが、無事撤退してくれたようです。)

            まずはITサービスセグメントです。

             
            インフォコム(4348)四半期ごとの売上&営業利益推移(ITサービスセグメント)

            26年4Qは消費税増税前の駆け込み需要があり、27年4QはSYSCOM社の譲渡などがあって売上が減っているのですが、それでもこのセグメントが前期比減収減益というのは少し気になります。

            このセグメントでは、GRANDTというERPパッケージや、MyQuickという文書管理ソリューションも扱っていて、マイナンバー特需の恩恵にもあずかれると思うので、今期は挽回してくれるのではないかと期待しています。

            次にネットビジネスセグメントです。

             
            インフォコム(4348)四半期ごとの売上&営業利益推移(ネットビジネスセグメント)

            売上は季節要因もありますが、基本的には右肩あがり、また営業利益については27-3Qから大きく伸びています。
            これは「めちゃコミック」が好調なことが原因と思われ、引き続き今期も好調なことが期待されます。
            赤字のゲーム事業も撤退したので、今後はネットビジネスセグメントが稼ぎ頭になってくるかもしれません。
            | たくどん | 16:32 | - | trackbacks(0) |

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