2015.04.11 Saturday | category:銘柄分析
ポートフォリオ5位のGMOリサーチ(3695)の銘柄分析記事を書きます。
PERは21.9と、これだけ見ると割安ではないですが、その高い成長性を加味すれば割安なんじゃないかと思っています。
(これはU-NEXTの時と同じですが・・)
あと、配当性向が40%なので、このPERでも配当利回りは1.6%と結構高めです。
株主持ち分比率も63%と、財務的にも問題ないところがいいですね。
売上も営業利益も右肩上がりで上がってきており、特に問題なさそうです。
(2012年は税負担が軽くなっているため、今回も最終利益ではなく営業利益をグラフに使いました。)
ネット調査を行う企業にとって競争優位を築く要素は何といってもその調査対象となるパネルの量と質であり、GMOリサーチではこの調査パネルの量および質の両面での強化に取り組んでいます。
調査パネルの量の拡大としては、アジア13ヶ国への拡大や、中国現地企業との合弁会社設立・提携によるパネル数の拡大などを通じて達成しています。
また質の強化についてですが、オンラインコミュニティによる調査(MROC)で面白い取り組みがされています。
【MROCについてはこちら】
インターネット調査といえば、調査票を作成してパネルメンバーに対してアンケート依頼をし、回答をもらい、結果を分析というのが一連の流れですが、最近はオンラインコミュニティによる調査手法が広がってきています。
オンラインコミュニティによる調査では、1回限りの質問ではなく、特定コミュニティ上で相手の反応を見ながら何度でも質問できるため、通常のインターネット調査よりも高い効果が期待できます。
GMOリサーチはこのオンラインコミュニティによる調査に力を入れてきており、メドピアやMRTとの提携もその延長線上にあります。
特にメドピアのような医師専用SNSではオンラインコミュニティによる調査がしやすいのではと思われます。
GMOリサーチには中国企業との合弁会社、シンガポールおよびインドの子会社があり、海外企業からの受注活動を展開していますが、これら海外子会社3社も2014年度は収支トントン近くまで持っていけているため、2015年度は黒字化が予想されます。
上図は濃い緑がGMOリサーチ海外子会社3社合計の売上、薄い緑が経常赤字の推移ですが、売上が大きく伸び、経常赤字が減っていることが確認できます。
(海外子会社1社目は2012年12月設立)
2015年以降、海外子会社の利益がどんどん伸びてくれることを期待しています。
PERは21.9と、これだけ見ると割安ではないですが、その高い成長性を加味すれば割安なんじゃないかと思っています。
(これはU-NEXTの時と同じですが・・)
あと、配当性向が40%なので、このPERでも配当利回りは1.6%と結構高めです。
株主持ち分比率も63%と、財務的にも問題ないところがいいですね。
売上も営業利益も右肩上がりで上がってきており、特に問題なさそうです。
(2012年は税負担が軽くなっているため、今回も最終利益ではなく営業利益をグラフに使いました。)
ネット調査を行う企業にとって競争優位を築く要素は何といってもその調査対象となるパネルの量と質であり、GMOリサーチではこの調査パネルの量および質の両面での強化に取り組んでいます。
調査パネルの量の拡大としては、アジア13ヶ国への拡大や、中国現地企業との合弁会社設立・提携によるパネル数の拡大などを通じて達成しています。
また質の強化についてですが、オンラインコミュニティによる調査(MROC)で面白い取り組みがされています。
【MROCについてはこちら】
インターネット調査といえば、調査票を作成してパネルメンバーに対してアンケート依頼をし、回答をもらい、結果を分析というのが一連の流れですが、最近はオンラインコミュニティによる調査手法が広がってきています。
オンラインコミュニティによる調査では、1回限りの質問ではなく、特定コミュニティ上で相手の反応を見ながら何度でも質問できるため、通常のインターネット調査よりも高い効果が期待できます。
GMOリサーチはこのオンラインコミュニティによる調査に力を入れてきており、メドピアやMRTとの提携もその延長線上にあります。
特にメドピアのような医師専用SNSではオンラインコミュニティによる調査がしやすいのではと思われます。
GMOリサーチには中国企業との合弁会社、シンガポールおよびインドの子会社があり、海外企業からの受注活動を展開していますが、これら海外子会社3社も2014年度は収支トントン近くまで持っていけているため、2015年度は黒字化が予想されます。
上図は濃い緑がGMOリサーチ海外子会社3社合計の売上、薄い緑が経常赤字の推移ですが、売上が大きく伸び、経常赤字が減っていることが確認できます。
(海外子会社1社目は2012年12月設立)
2015年以降、海外子会社の利益がどんどん伸びてくれることを期待しています。
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⇒ ハチジュウ (09/13)
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